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Herokuアドオンで詰まったところ Part2

2018.06.11 森久 正樹
体験記
Herokuアドオンで詰まったところ Part2

2018年4月から2年目を迎えた。森久です。

前回はHerokuについて紹介致しました。

https://www.acceluniverse.com/blog/developers/2018/04/heroku-part1.html

今回は題名にもある詰まったアドオン「QuotaGuard Static」も含め、弊社で使用しているものを4つほど紹介致します。

Herokuアドオンとは?
Herokuの拡張機能の事です。
アプリの運用をよりリッチにしてくれます。
管理画面から適用する事も可能ですし、コマンドで適用する事も可能です。

公式ホームページ
https://elements.heroku.com/addons

1. Librato
https://elements.heroku.com/addons/librato

アプリのメトリクスを監視するアドオンです。
負荷やHTTPステータス、リクエストタイムなどの情報を蓄積・確認できます。
また、他のサービスと連携し、データベースへの負荷を確認したり、閾値を指定すればアラートを飛ばしたりもできます。
無料枠もあるため、1アプリに1つあると非常に便利です。

Librato.png

2. Papertrail
https://elements.heroku.com/addons/papertrail

アプリのログを収集・確認できます。
流したSQLや、エラーなどがログに残るため、調査に非常に便利です。
また、検索機能を保存することによって確認したいログを即座に抽出できます。
ただ、独特な検索仕様ですのでリファレンスを確認し把握しておくと良いと思います。

https://help.papertrailapp.com/kb/how-it-works/search-syntax/#quick-reference

3. Heroku Scheduler
https://elements.heroku.com/addons/scheduler

今回詰まった要因の一つでもあるアドオンです。
指定した日時に処理を実行してます。
主にバッチ処理で使われますが、一時的なDyno(one-off dynos)を立ち上げて処理を行います。
時間はUTCで指定するので注意してください。

Scheduler.png

4. QuotaGuard Static
https://elements.heroku.com/addons/quotaguardstatic

Herokuでは最新のソースをDeployしたり、環境変数を変更する度、IPアドレスが変わります。
例えば、IP制限のかかったリソースにアクセスする際は、毎度IPアドレスが変わるため不都合が生じます。
そういった不都合を解決するため、静的IPアドレスを作成・アタッチしてくれるのがQuotaGuard Staticです。
静的IPアドレスが紐付けられれば、そのIPアドレスを指定するだけでアプリのリソースに接続できるという訳です。
他にも2つの静的IPアドレスによる自動フェールオーバーできたりと色々機能があります。

QuotaGuard.png

他にもDBやRedisといったリソースもアドオンとして提供されています。
アドオンはまだまだたくさんありますので、有効に活用できるよう勉強していきたいです。
では次回はいよいよ「QuotaGuard Static」で詰まったところを紹介致します。
ありがとうございました。

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