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技術ブログ
Herokuアドオンで詰まったところ Part1
2018年4月から2年目を迎えた。森久です。
今回は案件で使用したHerokuのアドオン「QuotaGuard Static」に関して詰まったところを紹介致します。
ただその前にHerokuとは何か。私の勉強も踏まえて振り返っていきたいと思います。
Herokuとは?
Webサービスを開発から公開まで簡単に行なってくれるPaaS(Platform as Service)という形態のサービスです。
PaaS?プラットフォーム?よく分かりません。
PaaSとは?
ソフトウェアを構築および稼働させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供します。
難しく考えるとややこしくなりそうですが、プラットフォームは'アプリを動作させるための土台'ということは分かりました。
お家でいうところの柱や骨組みといったところです。他にも色々な意味を持つそうですが。
実際アプリを公開するにはサーバーを用意したり、インターネットに接続できるようにしたり、柱や骨組みを作るだけでとても大変です。
そんな骨組みをインターネット経由で提供してくれて「後は好きなように家を作ってください」と場を整えてくれるのがPaaSのサービスです。
また、生活していく中で荷物や人が多くなり家が狭くなると住みづらくなります。解消するにはリフォームしたり、もう一軒最初から建て直したりしなくてはいけません。
アプリも同じように、運用していく中で負荷が多くなり、処理が遅くなります。
そんな時、Herokuでは、サイト上で簡単にスケールアウト(サーバーを増やして処理能力を向上させる)すること、つまり、全く同じ家をもう一軒作れます。
そうすることで、処理を分散したり、片方が障害で動かなくなっても、もう一台で処理を担うことができます。
アプリの機能に合わせてスケールアウト・スケールイン(逆に減らすこと)できるので、最低限のコストで済みます。
上述の骨組み(プラットフォーム)はHerokuにて「Dyno」と呼ばれております。
そして料金は使用しているDynoの数と時間、種類で決まります。
下記参照
https://www.heroku.com/pricing#dyno-comparison
では次回は「アドオン」と呼ばれるHerokuの拡張機能についてまとめたいと思います。
ありがとうございました。