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Movable TypeにてブログIDで条件分岐する方法

2017.09.04
体験記
Movable TypeにてブログIDで条件分岐する方法

こんにちは。

弊社では、HPの開発にMovable Typeを使用することが多々あります。
このアクセルユニバースのホームページにもMovable Typeを使用し運営を行っています。


先日、緊急の時に備えて、ホームページのトップに地震などが起きた際、文言が表示されるようにしたいと依頼がありました。
わかりやすくいいますと、通常時はAのパターン、緊急時はBのパターンという全く違うスタイルを表示したいということです。
本日はその設定方法をご紹介します。

設定方法

まずは、既に作成されているウェブサイト内に新たにウェブページを作成します。
作成したウェブページ内に文言があり、ステータスが公開になっていれば、その文言がホームページのトップに表示されるようにします。
作成したウェブページが公開か非公開かの判定処理を、ホームページのトップの内容を呼び出すのに使用しているテンプレートに記載します。


私が時間がかかってしまった箇所は、指定した(作成した)ウェブページが公開か非公開かの判定処理です。

実際のソースコード(所々書き換えています)

<mt:SetVarBlock name="blog_id"><$MTBlogID$></mt:SetVarBlock>
<MTIf name="blog_id" eq="1">←ブログIDが「1」だった場合の処理
	<MTPages include_blogs="21" id="公開したいウェブページのブログID">←指定したウェブページが公開だった場合(緊急時の処理)
		<div id="test1">
			<div class="mainBanner">
				<div class="exapmle"><$MTPagebody></div>←指定したウェブページの中身を表示するタグ
			</div>
			<div id="accel"></div>
			<div class="container">
			</div>
		</div>
		<MTElse>←指定したウェブページが非公開だった場合(通常時の処理)
			<div id="test2">
				<div class="mainBanner">
					<div><img src="###" alt="###" width="###"></div>
					<div><img src="###" alt="###" width="###"></div>
					<div><img src="###" alt="###" width="###"></div>
				</div>
				<div id="accel"></div>
				<div class="container">
					<ul>
						<li>
							<a href="javascript:void(0);">
								<img src="###" alt="###">
							</a>
						</li>
						<li>
							<a href="javascript:void(0);">
								<img src="###" alt="###">
							</a>
						</li>
						<li>
							<a href="javascript:void(0);">
								<img src="###" alt="###">
							</a>
						</li>
					</ul>
				</div>
			</div>	
	</MTPages>
</MTIf>

ブログIDで条件分岐するには下記を書かなければいけません。

<mt:SetVarBlock name="blog_id"><$MTBlogID$></mt:SetVarBlock>
<MTIf name="blog_id" eq="1">
ブログIDが1だった場合の処理をここに書く(今回でいうとBのパターンの処理を記載する)
</MTIf>

また

<mt:SetVarBlock name="blog_id"><$MTBlogID$></mt:SetVarBlock>

部分は改行してしまうと動作しないのでご注意ください。
(以前、改行が原因でしたハマりました。)

ブログ作成で大切なこと

多くの人に見てもらえるブログを作成するためには、わかりやすさが大切です。

わかりやすさとは、「必要な情報」が「必要なタイミングで得られる」ことだと考えています。上記の設定は、今回のような緊急時だけではなく、セールの情報など、読み手にとって有益な情報を出し分けることにも利用できます。


このブログが参考になりましたら嬉しいです。

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