AUC INTERVIEW

社員インタビュー

未知への一歩から始まったAUCで描く 成長ストーリー
長森 礼音 / SREエンジニア

2025.01.09

アクセルユニバース株式会社 SREエンジニア 長森 礼音 さん


アウトロー採用をきっかけにアクセルユニバース(以下、AUC)へ入社した長森礼音さん(入社2年目)。当初はIT業界への興味が薄かったと語る彼女が、入社後どのように成長し活躍しているのかを伺いました。


新しい世界を切り開いたAUCとの出会い


ーAUCへの入社を決められた理由を教えて下さい。

長森さん:私がAUCを知ったのは、アウトロー採用で代表の山根から声をかけてもらったことがきっかけです。当時は、情報系には全く興味がなく、アパレルや人材など異なる業界も視野に入れていました。自分のやりたいことが明確に見えていない中で、AUCとの出会いが転機となりました。面談が進み、AUCでの短期インターン(3日間)に参加したのですが、社員の皆さんの温かい人柄に触れ、「ここの人達と一緒に働きたい」と強く思ったんです。質問しやすい雰囲気や、仕事をサポートしてくれる気遣いなど、「ここなら気持ちよく働けるはず」とAUCへの入社を決めました。


SREの旗振り役として〜お客様の為にできること〜


ー入社してどんなお仕事をまかされていますか?

長森さん:現在は、SREと呼ばれるクラウド環境全体の運用を行っています。多くの企業では、クラウド運用の専任チームが設けられていないケースがほとんどです。情報システム部門があったとしても、多忙な中、適切な運用を継続的に監視することは中々難しいのが実状ですね。セキュリティ対策の脆弱性や、複数のベンダー企業が関わることでクラウド上のリソースが整理されず、統一性を欠いているケースも多く見られます。そこで、SREを実行する中で、セキュリティ対策の強化や他ベンダー企業との基準調整など取りまとめを行う旗振り役をAUCが担っており、私がお客様やそこに関わる各ベンダー企業との窓口になっています。


ー長森さんがSREエンジニアとして大切にされていることはなんですか?

長森さん:やはりSREを実行する上で、大局的な物の見方が大事だと思っています。そのためには担当範囲外の情報もキャッチして、物事が全体的にどのように動いているのかを理解するように心がけています。例えば、お客様がコミュニケーションツール上でAWSのリザーブドインスタンスやSavings Plansの購入について、他のベンダー企業とやりとりされている場面がありました。それを見ている中で、違う方法もあるのでは?もっとこうすれば良いのではないか?という自分の考えがありましたので、後日それをお客様にご提案させていただきました。一つ一つの選択肢においてメリットやデメリットを提示して、イメージしていただきやすいようにお伝えしたところ、「とても参考になります」とお言葉をいただいたときには、うれしかったですね。


ーどんなことを目指して仕事に取り組まれていますか?

長森さん:セキュリティだけでなく、お客様のクラウド環境について複合的な問題点やAUCの担当外で起きているエラーについて相談されたりすることが多くなっています。より安心してインフラ周りはAUCの長森に聞けば大丈夫と信頼されるようになりたいと思っています。AUCの掲げる「顧客中心主義」を実践できるように、お客様への回答はニーズを先取りした+αの付加価値を付けていきたいですね。それにはまず全般的な知識をさらに増やすということが最優先なので、AWS資格の全冠達成を目指しています。直近の目標はAWS Certified Solution Architect - Professionalの取得です。


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多様な経験を重ねて知る、自分の可能性


ー日経が主催する生成AIセミナーの登壇者にも抜擢されましたが、いかがでしたか?

長森さん:代表の山根から背中を押され、驚きつつも一歩踏み出す決意をしました。 初めての経験でしたので少し戸惑いましたが、生成AIについて少し興味もあったので、とりあえず飛び込んでみることにしました。幅広い経験を通じて自分の可能性を広げていきたいという思いからです。
2週間という短い準備期間の中で、スライドを作成しながら、生成AIに関する記事や論文、ブログを読み込んで知識を深めました。また、実プロジェクトを経験した先輩から具体的な話を聞いたり、セミナー登壇経験のある先輩には、話の構成やスライド作成のコツ、発表の仕方について多くのアドバイスをいただきました。さらに、同期も情報収集を手伝ってくれたおかげで、効率的に準備を進めることができました。 本番当日、緊張のピークを迎えましたが、周囲のサポートと事前準備の成果を活かして、自分の言葉で堂々と伝えることができたと思います。 終わった後、日本各地に住んでいるAUCのメンバーにSlack上で「お疲れ様!」と労ってもらい、ホッとしたと同時に充実感で満たされました。思い切ってやってみてよかったと思います。


ーまた新たなプロジェクトを担当すると聞いていますが、次はどういうものですか?

長森さん:次の新プロジェクトでは、SREの業務と兼任し、Ruby on Railsを使ったバックエンド開発を担当する予定です。インフラ環境を構築した後にコーディングも担当します。入社してから自分でも目まぐるしく、たくさんの経験を積むチャンスを与えてもらっていると思います。周りへの恩返しも含めて、今回もお客様に喜んでもらえる仕事にしていきたいです。


尊敬しあえる仲間と共にさらなる成長を


ー最後に、AUCで働く中で、長森さんが特に魅力に思う点を教えて下さい。

長森さん:一つは、様々な経験を積むチャンスが豊富にあることです。自分のやりたい事がまだはっきりしていない事に少し引け目を感じていた時、代表の山根にプランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)理論※1について教えてもらいました。目の前の仕事に好奇心を持って全力で取り組むことで、将来の活躍の場が広がるという考え方です。今は色々な経験を積む中で本当に向いている、または自分が好きな仕事をゆっくりと見つけていけたらいいなと思っています。AUCは、プロジェクトも本当に多岐に渡るものが多いので、たくさんの経験を積むのに適した環境であると思いますね。
もう一つは、働くメンバーが「他者をリスペクトできる人」ばかりだという事です。それぞれに得手不得手があるので、お互いにミスをカバーし合ったり、素晴らしいところを認めて刺激しあえたり。2年目である私の意見や提案をみんな真剣に聞いてくれますし、ある程度の裁量も任されています。経験の浅いメンバーからベテランの先輩まで垣根なくプロジェクトの成功に向けて集中していて、非常に恵まれた環境で仕事していると感じています。

※1 プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)は、日本語で「意図された偶然」や「計画された偶発性理論」と訳される、比較的新しいキャリア論です。20世紀末にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱した理論で、これまでになかった偶発性とキャリア形成の関係を示すものとして注目を集めました。 (参考)株式会社HRビジョン."プランド・ハップンスタンスとは?".人材採用・育成、組織開発のナレッジコミュニティ日本の人事部.2023-03-28.https://jinjibu.jp/keyword/detl/974/,(参照2024-12-20).



長森さんがベトナムで撮影した写真

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