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南国リモートワークの旅⑪インドネシア,バリ島

まさかバリ島でも犬に追われるとは...
Selamat siang !
約1年ぶりに旅に出た先はインドネシアはバリ島。これで東南アジアで命の危険が少なそうな国はほぼ行けたかな。
また今回は前回同様に私一人で旅をする予定でしたが、今年76だかになる父が「自分も行きたい」と強く行ってきたので、格安旅だよ?泊まる所は格安のゲストハウスとかだよ、と伝えても強く「大丈夫」と言うので今回は2人旅として行ってきました!
那覇空港-タイ:スワンナプーム国際空港-インドネシア: ングラ・ライ国際空港
今回のルート
早速父に第1の関門。今回は途中バンコクで12時間待機の午前6時発。それを聞いた父が「成田からバリまで直通便あったよ?」と告げてくるものの、その便の片道料金はほぼ今回の往復料金と告げると納得。
そう、できるだけ安い飛行機に乗る為には深夜早朝便かつ空港で長時間待機の乗り継ぎは大体避けられません。
しかし今まで知らなかったのですが、タイのスワンナプーム国際空港はどうやら空港ラウンジが素晴らしいと有名らしく、また今回の飛行機をTrip.comで予約した際、このラウンジの無料クーポンが1名分貰えた為、折角なので使ってきました。初めての有料ラウンジ。
中は軽食食べ飲み放題。また入口やクーポンには「2時間」と書いていたのですが、カウンターの人が「3時間居ていいよ〜」と言ってくれたので3時間いっぱい滞在。食事も結構美味しかったので、乗り継ぎの際には空港内のお高めのレストランで食事するより、このラウンジで食べる方がコスパ良いと思います。
休憩後はスワンナプーム国際空港の出発ロビーで一晩待機。もう慣れた光景。
そしてバリ島のングラ・ライ国際空港。この日は気温32度くらい(沖縄は13度くらい)。
東南アジアの空港は毎回到着して「あっつ!」ってなる。
空港の荷物受け取り所。写真右の赤い服着たポーターさんが「荷物運ぶよ」と言ってきてくれるけど、
まだインドネシアのお金を持ってないので断る。ポーターさんが居る空港初めて見た。
入国後の父
入国初日はスケジュール調整の為、1泊だけちょっと良いホテルに宿泊。2日目から格安ゲストハウスに移動です。
1泊目:レギャン地区にある「クタ・パラディソホテル」。
ウェルカムドリンクのジュースがめっちゃ美味しかった...。
おかわりくださいって言いたかった...。
1泊目の綺麗なホテルに満足した父。2日目にこれから1ヶ月滞在することになる1ヶ月1部屋約3万円のゲストハウスへ移動。
ボク「(部屋を見ながら)へー、1ヶ月3万にしてはいい部屋だね」
父「これは無理」
どうも思っていた環境とかなり違っていたらしく、かなり凹んでいた父。格安旅って言ったのに...。シーズンオフだから良いホテルでも安いと思っていたそう。
実際バリ島はシーズンオフだからか、多くのホテルはかなりの割引になっていました。ただしそこはリゾート地。そこそこ綺麗なホテルは半額以上の割引がついて大体1泊1万ぐらいから。そんな中1泊1部屋1,000円ですからね。
その後説得してみるも部屋のベッドの上で1人ずっと鬱々としていたので、こりゃこの環境で1ヶ月は無理だなと判断し、まぁもう年齢的に来ることも少ないだろうと、父だけ良いホテルに移すことにしました。
いきなり出ることになった事をゲストハウスのオーナーにめっちゃ謝りました。
しかし流石に「汚いから嫌だ」という事は隠しました。(お金はちゃんと全額払いました)
父は1ヶ月ずっと同じホテルだと飽きるだろうから、1週間ずつ別のホテルを予約。
しかしホテルの部屋を予約してみて、部屋面積が広かったり宿泊者用特別ラウンジがあるホテルがありましたので、これなら同じ部屋でもリモートワークできそうな所はボクも宿泊することに。
その内仕事ができそうなホテルは2つありましたので、1ヶ月の内、2週間は贅沢なホテル暮らしをしてました。多分2度とできないと思います。
最終週に宿泊した、今回1番高かった「インターコンチネンタルホテル バリ サヌール」。
いやスタッフからサービスから段違いでした。流石高級ホテル...!
1週間も泊まる人は少ないのか、スタッフに顔と名前を完全に覚えられてました。
インドネシアのSIMカード購入/両替所事情
もう何カ国も東南アジアを旅してきた自分ですが、その経験からスマホに挿すSIMカードは現地購入が最安!
日本で変える海外旅行SIMとかレンタルする海外旅行Wifiはバカ高過ぎて1ヶ月分とか無理無理の無理之助(何万円とかかかる)。というかなんなら数日滞在でも現地SIM買う方が良いと思います。
そしてまた今回は以前の東南アジア旅でも使っていたkkdayという現地のツアーやSIMを予約できるサービスを使って、あらかじめ2人分のSIMを空港店舗で簡単に受け取れるように予約。これが賢い旅行です(キリッ
タクシーの運転手さん「え、空港で買ったの?なんで?町で買った方が安いよ?」
・・・マヌケは見つかった様だな!
特に今回、空港の店舗で受け取ったSIMカード。ネットで予約したキャリアと違うキャリアのカードが入っているわ、30日プランを予約したのに27日で使えなくなるわ、とんでもない所で買ってしまった。
というか27日で切れるって逆にどういうプランなんだよコレ。ボクが買ったのはeSIMなんですが、誰かが使っていた中古のeSIMなんてあるの?
結論として、SIMカードに関しては予約より現地でちゃんと店舗を見て買うことをおすすめします。本当は町中で買う方が良いのですが(店が山程ある)、とにかく早くスマホでネットを使いたい(翻訳やMapで)という人は、空港でお店を見て買うのが確実かと思います。
同様にお金の両替に関しても、空港の両替所は町中の両替所と比べて滅茶苦茶レートが悪いです。とはいえ現地のお金1文無しでタクシー乗って町中へ出て両替所を探す、というのは難しい為、空港では少なめに両替するのが良いです。
参考までに、ボクが行った時の両替レートは
空港:1円あたり95ルピア
町中:1円あたり103~105ルピア
でした。大体1万円両替すると10万ルピアの差が出ます。10%の差なのでかなり大きい。それぐらい空港は厳しいレートになっています。
町中に両替所は沢山あり、繁華街なんかは何でこんなにってぐらいにあります。
そんな中、今回見た中で1番レートが良かったのは1円あたり108.5ルピア。
これは凄いとそのお店で1度両替してもらい、店主のお兄さんと少し会話してニコニコ顔で退店。いやぁいいお店だった!
後日
タクシーの運転手さん「この店では絶対両替しちゃ駄目だよ。これ詐欺の店だから。渡す時にお金をスッと下に落として抜くようになっていてね。でも抜かれた人は気付かないの。彼らはプロだから。」
マヌケは2度死ぬ
詳しく教えてもらった所、このお金の抜き取り方の手口としては
1. 両替したお金を1度客に渡して数えさせる
2. 数えさせた後手元に戻させて、札束を立ててトントンと整える(この時に抜く)
3. 客に再度渡す
詳細な手口を聞いたらまさにその通りでした(悔)。また数えなおすのが大変になるようにインドネシアの最大通貨である10万ルピア札でなく5万ルピア札で両替してきます。5万札でなく10万札にしてよ、とお願いしたけど断られた時に考えるべきだった。
インドネシアで両替する時は「BMC」という看板がある店が良いそうです。レートだけで両替所を選ぶのは気を付けましょう。
でもそんな詐欺の両替所より戻ってきた金額が少ないであろう空港の両替所って一体
2〜3枚程度抜かれても空港の方が悪いんだよなぁ...。
「お金見せて詐欺」にひっかかる
マヌケは3度死ぬ
あれはお昼の食事帰りのこと、ボクが軽快なステップと鼻歌交じりにアホ面下げてホテルへ戻ろうとした時のこと。
観光バス横に立つ白人系の男性がExcuse meと話しかけてきたのでボクはベテラン旅行者っぽく「フフン?」と返したのです。返してしまったのです。
詐欺師「ヘイ、ジャパニーズレストランってどこにありますかー?」
ボク「あっちにあるよ(指差し)」
詐欺師「オーサンキュー。食事代はこれで足りますかー?(50000ルピア(500円くらい)札を見せてくる)
ボク「あーこれじゃ足りないかなー」
詐欺師「どれくらい要りますかー?」
ボク「10万あればいけるよ」
詐欺師「?これ違う?どんなお金?」←ここでおかしいと思うべきだった
ボク「これが10万ルピアだよ(財布の10万ルピア札をチラッ」
詐欺師「オー・・・ところであなたどこの国ですかー?」
ボク「日本だよ」
詐欺師「オー日本!私はトルコから来ました!私いろいろな国旅してます!ほらこの財布見て!中国とかタイとか色々なお金持ってます!」(海外のお金を見せてくる)
ボク「へー」
詐欺師「日本のお金持ってますか?見てみたい!」
ボク「これだよ(財布から1000円札をチラ見せ」
詐欺師「オー!(財布に指入れてくる)」
ボク「(何かおかしいな?と思いながらお札を指でキープ)」
詐欺師「もっと大きいのない?もっと大きいお金も見せて!」←もう確実におかしい
ボク「(???と思いながらも千円札の下の1万円札を見せて)これが一番大きいお金だよ」
詐欺師「オー!(指がガッツリとお札を挟んで強く引っ張ってくる)」
ボク「(お金を抜かせまいとしっかりと指で挟む)ヘイ!ヘイ!」
詐欺師「ダイジョブダイジョブー!」
10秒ぐらい引っ張り合い
詐欺師「・・・オケーオケー!(指を抜く)アリガトー!バーイ!」
と言いながら去っていき、何故か日本食屋でなく近くのバーに入っていく詐欺師。
「ありゃなんだったんだ?」と思いながらも5分後にはその事は忘れてたのですが、夜にホテルでYoutubeを見ていたら
Youtuber「バリ島では『お金見せて詐欺』に気をつけて!」
手口を聞いたら全く完全に100%↑の通りでした。財布から取り出してお札を見せたら、返す時に数枚抜くらしい。ボクは財布から抜かせないようにしっかりと指で挟んでいたので取れなかったのだと思います。あぁ良かった。
今まで別の国に行く時には「カードゲームに誘ってくる詐欺に気をつけろ」だの、また現地の日本人がSNSなどでフレンド登録した後に「旅行に来るなら車で案内してあげるよ!」からの「案内料よこせ」と強く迫ってくるとか、そんな他の詐欺の話は聞いていたのだけれど、「お金見せて詐欺」なんてあるなんて。。。しかもやっているのが裕福であろう欧米の白人系。
そういえば前のカンボジア旅行での食事中にも、欧米系の人が現地の子どもに手を引かせ、自分は盲人のフリをしてお金を募った後、あとで外でゲラゲラ笑いながらお金を分けているのを見た時に愕然とした事がある。彼らは一体何の為にわざわざ遠い東南アジアに来ているのだろうか。皆様もお気を付けください。
バリ島で1ヶ月暮らしてみたまとめ
項目 | 星 | 詳細 |
---|---|---|
治安 ・ 安全性 | ★★★☆☆ | 上記の様な詐欺がとても身近にあるのと、また冒頭に記載しましたが、インドネシアでも相変わらず犬に追いかけられてました。国としては結構な狂犬病対策が取られているらしいですが、毎年何人かは亡くなっており、現地の人も猫や犬に噛まれたり引っかかれたらすぐにワクチンを打つそうです。人が多い道を歩きましょう。裏道などに多いです。 |
人 | ★★★★★ | みんなめちゃ親切&めちゃ笑顔です。本当のほほ笑みの国はここにあったんや!(タイの経験がトラウマになってる) |
物価 | ★★★☆☆ | お値段はだいたい日本並。安さを感じることはほぼありません。食事も料理につく税金やサービス料が20%近くつき、場所によっては日本より高いです。また現地の人いわく、バイクや乗り物は100%の税金が付くそうで、10万のバイクを買うには20万必要だとのこと。大変すぎる。 |
食事 | ★★★★☆ | 日本食屋が滅茶苦茶多いです。何でこんなにってぐらいに町中やショッピングモールに日本食屋があります。其の為日本人にはバリ島は食事では困らないかも。現地料理はローカルレストランだと結構厳しい味もあり。 |
通信環境 | ★★☆☆☆ | ホテルWifiは高級ホテルだろうがほぼ全て微妙でした。瞬間最大風速は悪くない(80Mbps程度)のですが、安定性がめちゃ悪くブチブチ切れてました。ポケットWifiがあった方が良いかも。ボクは現地で2台買いました(父とボク用)。4Gのみで1台7,500円と今までの国の倍のお値段。しかも使えるキャリアが固定のSIMロック付。泣きそう。 |
娯楽 | ★★★★★ | 今までの中ではリゾート地だからか娯楽施設が多め。またやはりマリンアクティビティが多く、海好きには良いかも。 |
その他: バリ島の日々写真




どこの家庭も大量の木や植物を植えているのが一般的なのだろうか。温室に住んでみたいボクからするとちょっと羨ましい。ただ虫が駄目なんだよな・・・。




犬に吠えられたり追いかけられた時は他の国と比べて結構周りが助けてくれました。


実際目の前で観光客がスマホカバーを奪われてました。
建物の下を歩いている時に、ふと屋根を見ると猿がじっとこちらを見ていてビクッとします。こいつ取るタイミングをうかがっとる...!
ケチャダンスの様子。ウルワツ寺院のケチャダンスは他所と比べてコミカルに作られているらしく、言葉は分からなくとも滅茶苦茶面白かったです。

写真は女神転生をプレイした事がある人なら必ず知っているであろう白い猿の英雄ハヌマーン。




「ロマンチックなデートをラーメン屋で」って、ズルズル啜ってロマンチックになるのだろうか。



一方他国ではよく見た日本のゲーム会社のハードは1台もありませんでした。








ただお値段は高い。日本とほぼ同価格。

聞くと職を無くした人がこうして勝手に誘導や整理を行い、ドライバーもそのことを知っていてチップを渡し、それで生活をしているとのこと。
一方通行の与える与えられるでは無い関係。こういう文化は凄いと思う。

ねぇ、明日からいくらでも食べられるよ...?
