こんにちは！マーケティング部の深川です。

7月某日、千葉県市川市にある小学校に行ってきました。なぜかというと、弊社のお客様である株式会社TBM様（以下、TBM様）が小学5年生のSDGsの学習で、「環境対策として商品開発を考える授業」を行うことになったからです。そして、この出張授業は私がTBM様と小学校をお繋ぎさせていただいたことから実現しました。

私は教育学部を卒業し小学校教諭だった経験があるため、小学校の先生たちとの繋がりがあります。ある日「プラスチックに代わる素材を開発している会社を知らないか？」と学生時代の友人から相談を受け、TBM様をご紹介させていただき、授業実施に至りました。

本来弊社はTBM様とはシステム保守運用やインフラ構築でお仕事させていただいておりますので、お忙しい中現在のお仕事と関係ないこのような話を引き受けていただけるのか、不安がありました。しかし、「貴重な機会をありがとうございます」と、とても前向きに快く引き受けてくださいました。当日の授業は、LIMEX素材1 の名刺を子どもたちに渡して「破いてみて」と呼びかけ、通常の紙よりも破れにくい特性を印象付けてスタートしました。子どもたちはLIMEX素材の特性をいかした商品開発のグループワークを通して、新素材への理解を深めることができました。

そして、今回の授業は、一人のある児童が調べ学習でTBM様のLIMEX素材を見つけたことから始まり、子どもの探究的な学びに出張授業を組み込んで実施することができました。

最近では出張授業はたくさん行われていますが、このように子ども自らが見つけた学びの延長で、出張授業を実施できることはなかなかないと思います。そのため、当日は教育新聞社の方が取材に来られ、教育新聞の記事2 に取り上げていただきました！

私が友人から相談を受け、この授業について弊社の代表に相談したときも、とても前向きに受け止めてもらい、進め方などのアドバイスをもらいました。様々なご縁が繋がって、子どもたちの学びが実社会と結びつき深まっていくことは、とても嬉しく、わくわくすることでした。
弊社は「社会生活を豊かにさせるサービスを提供する」をビジョンとしています。今回のように多くの方にご協力いただき、事業内容とは少し離れつつも、通常と異なる視点から「社会生活を豊かにする」ことを目指して、素敵な皆様と働けるこの環境を大変誇らしく、楽しく感じています。

TBM様との事例のご紹介
「成功の秘訣は透明性の高さ。システム会社とチームとして進めていくコツ」

TBM様 Scopeマガジン
「小学校へ環境をテーマにした特別授業をしてきました」

1 LIMEX素材は、印刷物や袋、食品容器、文具、玩具、生活雑貨、包装、ラベルなど各種プラスチック、紙製品の代替品として企業や自治体等で採用されています。詳しくは株式会社TBMホームページをご確認ください。
2 プラスチックに代わる新素材!?子供の興味に応え企業が出張．教育新聞．2024-07-16,https://www.kyobun.co.jp/article/2024071603　(参照2024-07-16).