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南国リモートワークの旅⑥マレーシア,クアラルンプール,プトラジャヤ
まさかマレーシアでも犬に追われるとは...
Selamat pagi !
今日でマレーシアに入国して大体3週間。今はクアラルンプール近郊のスリ・カンバンガンという街に住んでいます。
この街には夜に到着し、かつすぐタクシーに乗って滞在予定のコンドミニアムに移動した為、街の様子ははっきりとは分かりませんでしたが、街には街灯も多く立っていて、遠くには高層ビルの明かりが見え、道路も広くまるで日本の光景だなと感じました。
そして翌日の日中には日用品の買い物に行く為にコンドミニアムを出ると、そこには高層マンション(コンドミニアム)が並ぶ綺麗な街が。
はー立派な街。これがマレーシアか。今回あまり東南アジア感は無いかもしれないな、と思いつつ、買い物の為にイオンへ向かった所、イオン周囲には広い堀があったのですが、堀の中には打ち捨てられたショッピングカートが転がっていて、「あ、やっぱり東南アジアだ」と強く感じました。
ショットガン剥き出しなので前を通るのがめちゃ怖い。
銃が身近なのも東南アジアという感じがする。
まぁそれでもこんな綺麗な街だし、高そうなアパートは立ち並んでいるしさぞ安全な所だろうと平和ボケな日々を過ごしていた所、つい先日4頭の犬に追われることに。
最初は遠くで1頭がこっちを向いて吠えていたけれども気にしないでいたら、犬の鳴き声を聞きつけてさらに遠くから3頭の犬が駆け寄ってきて鳴いている犬と合流し、4頭の集団になってボク目掛けてまっしぐら。ホント勘弁してくれ。ボクはペディグリーチャムじゃないぞ。この旅でもはや犬の鳴き声がトラウマになりつつあります。。。
近くを歩いていた現地の人がボクを見てめっちゃ笑ってましたがこっちは全然笑えません。実はここじゃ普通なのか?
マレーシア入国
プノンペン国際空港から出発して、飛行機で約2時間ほどでクアラルンプール国際空港に到着。この空港、聞くと日本人の黒川紀章が設計したらしく。どんな空港かなーと期待していたのですが、一言で言うと迷路みたいな空港でした。
今までに見てきた空港は、到着してからはボーディングブリッジがある場合と無い場合があり、無い場合は飛行機に取り付けられた階段を降りてバスに乗り込んだらそのままイミグレーションのある到着エリアへ運ばれ、ある場合はほぼ到着者専用となっている一方通行の道を歩いていればイミグレーションにたどり着くのですが、この空港、ボーディングブリッジを歩いて空港内に入ると、出発口と到着口がごちゃ混ぜになっており、出発する人と到着した人が溢れかえっている所に突然放り出されます。
「文字読めないから前の人に着いていけばいいや」で適当にやってきたボクですが、周囲の人が到着か出発か分かりません。必死に案内板にある「immigration →」という文字と矢印を頼りに歩いていたのですが、道中
「←immigration」 「immigration →」
と別々の方向を指す2枚の案内板があったり、案内板からimmigrationの表記が無くなって「出発口」だけになり、「もしや道間違えたか!?」と思ったら、案内板の下に別で立て看板が置いてあってそこに「immigration→」と書いてあったりと、これ分からせる気あるんか?というトンデモ作り。
そうして空港内を右に左に20分ほど歩かされた所でそこに「到着者用バス乗り場」があり、そこでバスに乗って別の建物へ。到着後にここまで移動させられた空港は見たことないです。これも黒川紀章が設計したのだろうか...。
それから更にイミグレーションで審査待ちの行列に並んで入国審査を受けるまでに1時間ほどかかり、「こんなに待たされて荷物どうなってんだろ。まだグルグル回ってるのかな」と思って手荷物受け取り所へ行ったら全ての荷物が下ろされて放置されてました。そんなことあるんか。
荷物受け取りまで過去イチで時間がかかった為、「所有者不明の為没収!」みたいなことになるんじゃないかと少し不安だったのですが、幸いにしてすぐに荷物が見つかり、今回もロストバゲージにはならずにスムーズに入国できました。
すごーいと思いながら下を通ったけど、近付くと強烈な赤い光で目が痛い
マレーシアのスマホSIM/インターネット事情
荷物受け取り後はいつもの通り、いくらかの現金を得る為に手持ちのUSドルをマレーシアリンギット(1リンギット=30円)に換金し、スマホ用のSIMカードを手に入れに携帯キャリアの出店が集まってる所へ。
カンボジアでは近寄るとバンバンと机を叩いて誘致合戦が始まりましたが、どうもマレーシアではどの店もだらーっとしていて、目の前の客に見向きもしません。近寄ってこれみよがしに店前の料金の看板を眺め、チラチラと店の方も見ながら「ワタシあなたの店に興味ありますよ〜」といった素振りをしてみましたけど完全に無視。これはこれで凄いけど。
とりあえずスマホを空港のWifiに繋げ、そこに並ぶ会社の名前でぐぐって良さげな通信キャリアの受付へ。
契約したのはhotlinkという会社で、30日間速度制限なし+データ50GB+無制限通話付きで50リンギット。マレーシアも滅茶苦茶安い部類じゃないでしょうか。速度もボクの4Gスマホで30〜40MBps出ています。(fast.com調べ)
また通常のインターネット回線に関しては、コンドミニアム内に貼られていたネット回線案内のビラに記載されていた契約プランは1GBpsプランが1ヶ月199リンギット(約6000円)。500Mbpsプラン139リンギット、100Mbpsプラン99リンギット。流石に1GBpsともなると少しお値段高めです。
実測値ですが、今ボクが滞在しているコンドミニアムで使用しているネット回線は当初60Mbpsほどでしたが、滞在中にコンドミニアムのオーナーが恐らく1Gbpsプランにアップグレードしてくれまして、現在最大で450Mbpsまで出ています。マレーシアのネットワーク事情はかなり進んでいる様です。
...というかボクが住む沖縄より早いんですけど(泣
なんならアップグレード前ですら我が家より早い。人生初の100Mbps越えをマレーシアで経験するとは思わなかった
DX化が進む(?)マレーシア
ネットワーク事情が良いからか、色々なお店に行くとスマホやネットを利用したサービスが多く目につきます。特に多いのがレストラン。
机の上にQRコードが置いてあり、スマホで読み込むと注文ページに飛ぶサービス。
そしてスマホで注文するとすぐに奥から通知音が鳴っているのが聞こえてきます。小さい個人店でそんな立派なシステムや機械を導入しているとは思えませんし、メールは届くまで時間がかかる事がある為、恐らくはSMSで注文受付後に即時通知を送っているのではないでしょうか。カンボジアでも契約したSIMプランにSMS送信1万通とか付いてきてましたので、通信料が安い国ならではかもしれません。SMS1通あたり数円かかる日本も早くそうなって欲しい所です。
またネットを使った珍しい所で、今の滞在先の近所にコインランドリーが2店舗あるのですが、こちらの内1店舗は普通にコインを購入してマシンに入れる店舗ですが
もう1店舗はクレジットカードのタッチ機能で支払う店舗です。
マシン1台1台にこのVisaタッチ(?)の機械が取り付けられており、これで支払えとのこと。
残念ながらボクのスマホにはタッチ機能は一切無く、またクレジットカードにもこのタッチ機能(?)が多分付いていない為使えません。こんな物もあるんだな、凄いなぁと思って通常のコインランドリーを使用していたのですが、最近気付いた事があります。
通常のコインランドリーの店舗は毎日フル稼働状態で使えるまでかなり待つこともあるのですが、タッチ式は毎日ガラガラです。いや客側が対応できてないじゃねぇか!よく潰れないなここ!
思えば最初に出したスマホQR読み取りレストランも、スマホに慣れていないお年寄りは大変とかスマホ持ってない客は使えないとか色々問題があるだろうに、しかしそういった事をぶっちぎって導入しちゃう、そういうスタンスは割と好きです。ボクが使えない客側でなければですけど。
マレーシアの日々写真. クアラルンプール,プトラジャヤ とか色々
この国はハイテクなのかハイテクじゃないのか分からなくなってきた。
その後色々と電車に乗って、マレーシアの電車ではQRでなくこのプラスチックのコインが主に使われていると知った。仕組みが分からないけど改札機に押し当てたらゲートが開き、出る時には改札機のコイン挿入口に入れる。再利用が簡単で地球には優しそう。
銀河鉄道の夜はマレーシアでは理解されなさそうだ。
ボクの目の前で何人かの観光客が嫌がって帰る。そんなに嫌かな?何故かボクはスルーされた。ちょっと残念。
考えた人頭おかしい。
まるごとのスイカに穴をあけ、穴からハンドミキサーを突っ込んでかき混ぜた物。
レストラン(ビュッフェ形式)まで1時間。頭を抱える。
タワーの1階はショッピングセンターになっていたのですが、
お値段大人1人250RM + 窓際料金50RMで300RM(約9000円)。
しかし腹は既にスイカで一杯。この旅初の高級レストランはスイカで終わる。
そこで天井から吊られていた大型広告がまさかのディズプレイ。これは凄い。
なんだか嫌な感じがする。
何かもう階段の角度がおかしい。事故起きてないんかコレ。
しかしモスクを見に行ったつもりが、建造物がかなり洗練されていて、街を見るだけで既に楽しい。
ちなみにピンクモスクは中心から少し左に見える建物です。
柱にはエアコンが埋め込まれています。結構近代的。
次回はクアラルンプールから南にある「マラッカ」という街に移動する予定です。それではまた!