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南国リモートワークの旅⑤カンボジアまとめ
ブログをご覧の皆さまこんにちは。南国リモートワーカーの小川です。
あっという間にカンボジア滞在はビザ期間の1ヶ月が経過し、出国致しました
前回の記事でシアヌークビルに旅行してからはカンポットでのんびりと過ごしていた為、今回はカンボジアの注意点とまとめの記事になります。
カンボジア通貨事情
カンボジアで流通しているお金はリエルとUSドルの2種類です。USセントはありません。レートは1ドル=4000リエル~4200リエルのほぼ固定相場となっています。お店のメニューには多くの店が基本的にドルで料金が書かれていますが、支払いの際にはリエルとドルの両方が使えます。
しかし注意点として、空港の両替所やカンボジアの銀行ATMでお金を下ろした場合100USドル札か50USドル札しか貰えない事が多く、そしてそれをカンボジアのお店で使用しようとすると大体断られます。そんな大きなお金のお釣りなんてお店で用意してないんですね。なんなら20ドル札ですら断られることがあります。なんで流通させてんだ。
なのでまず100ドル札を持って銀行へ行き、お金を崩すところから始める必要があります。(街中の両替所で交換してくれることもある)
次にカンボジアでは破れたドル札は基本的に使えません。これは基本的にどこの国でも同じの様ですが、カンボジアではドルが流通通貨の為結構面倒です。
レストラン店員さんは渡したドル札を結構厳しくチェックし、1mmでも破れがあれば弾いてきます。
なのに何故か彼らは丁寧に扱わずクシャクシャにするのが謎な所で、またそんな破れたドル札をお釣りに混ぜられる事があります。観光客はそんなこと知らないですからね。それをそのまま店で使おうとして断られた時に初めて知る事になります。大変悔しいのでコッソリと渡すお金に混ぜてみたのですが見つかりました。最早ババ抜きのババ。
とはいえこの場合、諦めずに銀行へ行って「お金破れてるので交換してください」とお願いすると、特に手数料も取られず交換してくれます。
こういった色々な問題からか、最近ではリエル札をメインで流通させる為に頑張っている様で、お店で買い物や食事をした際、以前はお釣りが1ドル未満の場合だけリエルでもらっていましたが、今ではドル札を出してもお釣りはほぼ全てリエルで返ってくる様になりました。
日本ではリエル札はまず手に入らないと思いますが、現地空港などで両替する際にはリエル札が無いか聞いてみるのもありかもしれません。ATMでは数がまだ少ないですが、リエルでの出金に対応していました。
かなり安いスマホ回線
カンボジア到着時に空港でSIMカードを購入しましたが、1ヶ月間データ100GB/通話10000分/SMS10000通送信のプランで大体15ドルでした。めちゃくちゃ安い。みんなそこらで電話しまくるわけだ。1ヶ月の期限付きなので使い切らないともったいないですからね。
このプラン本来は50GB/通話5000分/SMS5000通で15ドルなのですが、空港内にある携帯キャリアのカウンターが集まっている所で過激な営業合戦が行われていまして、近寄ると一斉に机をバシバシ叩いて「こっちこっち!」と叫んできます。怖い。
なんだか申し訳ない気持ちになりながら1つのカウンターに近づくと、すぐに「1ヶ月100GB13ドル」という紙を見せられ、通話も欲しいというと「15ドル」と書き換えたのでOKと告げてスマホを渡してSIMを購入。その後自分でキャリアのアプリをインストールして契約したプランの内容を見てみると、通常の50GBプランにボーナスで50GB/通話5000分が加算された状態になっており、どうもこの辺り営業合戦用に空港カウンターの人がサービスで好きに付けられる様になっているのかもしれないです。日本もこの仕組みにして欲しいな。
ちなみにボクが1ヶ月で使った容量は約6GBでした。めっちゃ無駄。
また電話も使ってないですが、こちらはバスやホテルを予約したりサービスを利用するのに電話番号必須な事があるのでこちらは念の為。もしかしたら電話プランに入ってなくても着信は無料で電話番号は貰えるのかもしれないですけどそれは未確認です。
※ちなみに日本人にとっては安いですが、カンボジアの法定最低月給は120ドルです
お犬様には要注意!
カンボジアには犬がめちゃくちゃ居ます。どうもカンボジアでは家の番犬としてかなり気軽に飼う様です。
飼い方は基本放し飼いの為、街中を歩くとそこら中をリードも首輪もしていない犬が歩き回ったり寝転んでいて、前回の記事の様にレストラン内にも犬がウロウロしています。
それは犬好きにはたまらない!...と言いたい所ですが、問題としてこいつらたまに襲ってきます。
吠えてくるぐらいなら良いですが、吠えながらじわじわと近づいて来たり、または初っ端から全力疾走してくる場合もあります。そして襲ってくる時は大体2頭以上で襲ってくる事が多い気がします。
日本だと最悪噛まれても「イテー!」ぐらいで済むかもしれませんが、ここは毎年狂犬病で800人が亡くなっている国、カンボジア。
噛まれたら24時間以内に病院に行ってワクチンを打たないと死ぬ、または打ってもそもそも治るかどうかは分からない上に、カンボジアでは狂犬病ワクチンが不足していて、そもそも打てるかどうかも分かりません。
日本で狂犬病ワクチンを打ってこなかった場合、噛まれたら死ぬと思っていた方が良いです。
ボクが今回経験したのは、ある時は車道をまたいだ離れた位置から物凄い吠えながら2頭が猛ダッシュで向かって来て、またその吠え方が異常で「ニンゲン コロス」という意図しか伝わらなかった為、全力ダッシュで逃走。30mほど追い回された所で諦めて返って行きました。おかげで数日股関節が痛くなりました。久しぶりに全力で走った...。
またある時は1頭が吠えながら正面から近づいて来たので、「STOP!」と大声を上げながらゆっくりと後ろに下がり、ふっと振り向くと真後ろに2頭目が居ました。素晴らしい連携プレー。完全に狩りにきてる。
襲われた時に飼い主が近くにいる場合は声で止めてくれることもありますが、「もう、仕方ないわねぇ」と笑って見てるだけの飼い主も多いです。また夜道で襲われた場合はまず飼い主はいません。
ですのでカンボジアに住む人は移動はタクシーでの移動が推奨されています。バイクやトゥクトゥクには襲いかからないからとのことですが、原付に吠えながら駆けていく犬や、自転車に乗っていたら突然噛まれたというブログ記事も見ましたので油断できません。お願い、取り締まってカンボジア政府...!
1ヶ月暮らしてみたまとめ
項目 | 星 | 詳細 |
---|---|---|
治安 ・ 安全性 | ★★☆☆☆ | 犬 あと基本治安は良いですが、窃盗が多いらしく、家の扉に2重に金網が付いていたり、店やホテル前に夜間警備員がずっと座っていたりする。 |
人 | ★★★★☆ | 比較的フレンドリーな人が多い |
物価 | ★★★★★ | 安いタクシー/ネット/食事/ホテルは全て安い。 |
食事 | ★★★★☆ | 欧米食や中国料理もあるので食べる物には困りません。またカンボジア米は世界ライスコンテストで何度も1位を取ってるほど美味しい。 |
医療 | ★★☆☆☆ | 病院も薬局も少ないです。またカンボジア自体の医療水準が高くない為、大きめの病気にかかった場合は基本帰国推奨です。 |
通信環境 | ★★★☆☆ | 固定回線の部屋で昼が30Mbps、夜が10Mbps程度出ていました。スマホも10Mbpsほど出ます。また上述の様にSIMの値段がとても安い。 |
電気 | ★★☆☆☆ | ひと月に5回ほど停電しました。停電時間は10~30分程度です。 |
娯楽 | ★★☆☆☆ | 基本的に遺跡巡りかギャンブルかぐらい。川下りとか小さな楽しみはある。 |
次はマレーシアに入国〜滞在する記事を書く予定です。それではまた!
カンポットの日々写真
街中にはドリアンを山の様に積んで売っているお店がたくさん有りますが、ただしそんなには安くはない。1つ15〜25ドルくらい。またお店で中を開いてくれる所じゃないと、買っても個人で開くのは難しい。自分でやると手が滅茶苦茶痛い。
カンボジアのマンゴースムージー(シェイク)。
大体1杯1ドル~1.5ドル。安い。飲みまくる。
クメール料理「LokLak」・・・と言っても米と目玉焼きと焼いた肉と野菜を盛り付けただけなので伝統料理と言えるのだろうか...。
大体どこのお店のメニューにある。お値段は4ドル~5ドル程度。
プノンペン国際空港にある吉野家。流石に注文はしなかった
トゥクトゥクは風が気持ちよく、またアトラクション感覚で楽しい。
でも最近減ってるのかな。ベトナムとタイには走って無かった。
ただカンボジアも最近はこういう3輪トゥクトゥクが流行ってるみたい。
個人的にはバイク牽引式が好きなんだけどな。あまり風が浴びれない。
カンボジア名物冠婚葬祭。これは結婚式場。道路に勝手にテントを建ててそこでパーティーをする豪快仕様。狭い道なら勝手に通行止めにする。
この会場はちょっとお金がある家庭なのか、ライブステージも設置中。もちろん路上。夜になったらバンドやダンサーがやってきて騒ぎまくる。
カンポットのナイトマーケット。遊園地みたいな乗り物もある。
縁日で行われていたゲーム。輪投げでなく桶投げ。
見てる時は誰も成功してなかった為、成功したら何が貰えるのか分からない