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スタッフブログ
美ら海リモートワーカー
自己紹介
はいさい!ブログをご覧の皆様おはつです。エンジニアの小川(オガワ)と申します。
自分は大阪出身ですが、関東で就職した後に沖縄に移住し、フリーランスやフルリモートで働いたりして今年で約8年ほどになります。今も沖縄からこのブログを更新しています。
この記事では自分が沖縄でリモートワークをしていて思ったこと感じたことを紹介したいと思います。
沖縄移住のきっかけ
<写真: どこかで撮った飛行機の翼>
元々東京,神奈川でIT業界やゲーム業界でプログラマとして仕事をしていたのですけれど、当時は仕事はほぼ全て社内、徹夜上等、家に帰れない。家には風呂とゴミ捨てと寝に帰るだけといった生活でした。
そうして家に帰れた日には冷蔵庫の中の物を捨てて、また買い直すという日々を過ごし、それでも関東で借りるマンションの高い家賃を払うことに馬鹿らしくなり
しかし未だにうちなーぐち(沖縄の方言)は自然に出てきません。冒頭の「はいさい!(こんにちは)」なんて初めて使いました。
もし何かの機会でボクと会う事があっても決して「はいさい!」とは言わないで下さい。無言になってなんともいえない表情で足早に去るかと思います。
沖縄でリモートワークをすることのメリット
以下は基本的に沖縄と言ってもやや地方の話になります。那覇などの都会が当てはまるかどうかはわかりません。
景色が綺麗
<写真: マンションから眺めるサンセット>
海の近くのマンションなどに住むと、とても景色が綺麗です! 夕方の少し部屋が暗くなりだした頃、ふと見上げた窓から海辺に沈む夕日を見ると、つい仕事をしている手が止まります(ぉぃ
そんな景色がきれいな海辺のマンションでも場所によってはそこまで家賃が高くありません(恐らく近場に仕事が無い為?)
果物が美味しい
<写真: 恩納村のなかゆくい市場. 売り場に溢れるほどのマンゴー>
夏の沖縄は果物の季節です!市場には県産果物が溢れかえり、時期によってはマンゴー(アーウィン)が1玉300円ぐらいで買えます。
しかしこれらはもう完熟に近い状態の為、発送には向かないので基本的に自宅専用となります。一方内地へ送る用はそれなりにします。つまりその日その時限定!財布が緩みますね!
またマンゴーだけでもアーウィンマンゴー、キーツマンゴー、レッドキーツマンゴー、キンコーマンゴー、金密マンゴーと沢山の種類が作られており、
その他にもメロン、スイカ、パイナップル、パパイヤ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ。珍しい所でアテモヤ、龍眼、レンブなどを出荷されている農家さんもいます。
おかげで毎年家が果物で溢れます。個人的なおすすめは、マンゴーにコンビニやスーパーで買ったバニラアイスをかけて食べると最高に美味しい!
オフが充実する
海はきれいですし人もほとんど居ません。場所によってはほとんど貸し切りで遊べます。
寒くなってくる11月あたりからは、花火大会やホテルが実施するイベントの花火など、至る所で花火が打ち上がります。
休みの日は世界中から進出していているリゾートホテルへ行って、レストランや喫茶コーナーでトロピカルドリンク飲んで一服!という昭和のパンフレットに載っているグラビアみたいな事をして楽しめます。
大体年中暖かい
まぁ暑いとも言います。ボクはほぼ1年中アロハ+短パン+サンダルで生活しています。
しかし沖縄ではアロハやかりゆしを着ている方をほとんど見かけません。観光客か一部の職種の人ぐらいしか着ないそうです。
沖縄の人に理由を聞いたら「ダサいから」。・・・何だか悔しいのでずっと着ています。
英語が強くなる(かも)
身近に米軍基地勤務の方が多いので、町中に英語の記載が多く、また話しかけられることもままあり、英語に触れる機会がかなり増えました。
おかげで私も沖縄移住で英語がペラペラになりました。思わず「oops」とか口から溢れる様になります。それ以外はまだ喋れないですけど
沖縄でリモートワークをすることのデメリット
<写真: 北中城村の村内周回バスで適当に降りた結果
しばらく彷徨うことになった時のどこかの写真>
この仕事(ITエンジニア)に関しては基本的にネットさえ通っていれば何処だろうがほとんど問題はないと思いますが、やはり所々不安な点は出てきます
ネットが遅い
最近はマンションでも10Gbpsの回線は珍しくなくなっているかと思いますが、沖縄はまだ最速で1Gpbsです。
2年前にプロバイダの方に聞いたら「本土と沖縄の通信ケーブルがまだ対応してないんです」と言われてしまいました。
プロバイダでも努力はされていて、その帯域の中でもできるだけ高速にするサービスを展開されているのですけれども、そのサービスですら非対応地域があります。ボクが住む所はまさにその非対応地域でした...。
しかし遅いとはいっても普段行っているビデオMTGではそこまで問題は有りません。ただし一部サービスでは画面がぼやけやすいです。
PCが壊れると困る
ちょっと修理部品や代替機用に中古PC買いに行くか、というほど近くにパソコンショップなんてありません。
場所によっては車で高速に乗って買いに行く必要があります。
PCを新規に家電専門店で購入することになりますので、緊急用代替機を1台確保しておくと良いかもしれません。
Amazonから荷物到着が遅い
大体1週間前後はかかります。宅配の方に聞いたら「Amazon商品は中に何が入ってるか分からない為、大体船便になる」との事でした。頑張れAmazon!
また台風が来ると更に遅れます。ボクの場合は最大3週間ぐらいかかりました。その為、上記のPCが故障 → 修理部品を注文 → 届くのは3週間後、といったことになります。
健康診断が遠い
企業向けの健康診断は那覇でしかやってません。また予約できる時間も朝の8時からと早朝なので、那覇以外だと相当早起きを求められます。あんなに眠くていい結果が出るのだろうか...
停電が怖い
沖縄は台風が多い為、停電しやすいです。停電するとこの業種何も出来ません。
ボクは最大5日間の停電を経験しました。クレジットカードは使えないし、ATMも動きません。スマホの回線も障害でダウン。情報が一切入らなくなりました。
キャッシュレス化の弊害をモロに受けました。車もないので復旧した所にも行けません。ほんとに何も出来ないので5日間ずっと寝て過ごしました。
太る
知ってましたか?果物って、太るんですね。ヘルシーだと思ってました...!
海辺でパソコンは開けない
まぶしくて画面見えません。風も強いです。あと錆びると思います。
パラソルの下でハンモックに揺られ、サングラスをして片手にトロピカルドリンクを持ちながらビデオ会議に出る、という夢は諦めざるを得ませんでした...
まとめ
如何でしたでしょうか。沖縄でリモートワークをしてみたい!という方の参考になれば幸いです!正直大したこと書いてないですが!ただの田舎移住者の記事と言われても否めません。
しかし何でも揃う東京から沖縄に移住して不便になったことは確かにありますが、思っていたより大したことないかなという感想です。どんな所も住んでみればその内に慣れて気にならなくなるかと思います
また沖縄移住で得た経験から「あれコレなら別に海外も行けるんじゃない?」と思い立ち、Airbnbを利用して短期間「南国☆リモートワーカー」として東南アジアでリモートワークをやっていました。当初の予定ではしばらく東南アジアをビザ無しで滞在できる期間を利用して各国をウロチョロする予定でしたが、コロナ禍の襲来により計画が頓挫しました。またコロナ明けたら行きたいなと計画しています。
その時にまた記事を書く許可が下りれば書きたいと思います。
<写真: カンボジア - カンポット の山村にて>
<写真: カンボジア - カンポット の夜の街を川下り船に乗りながら>
<写真: フィリピン - ケソンシティにて>